島津直人のよくある日常

島津直人が日々出会い、感じたことや思ったことを書いていきます。島津直人にとってはよくある日常かもしれませんが、皆様にとっては驚きがあるかもしれません。

島津直人の木を見て森を見ず。

木を見て森を見ず。日本人にはよくあてはまる言葉なのではないでしょうか。

これは私、島津直人の勝手な考えですが、日本にあるものってなんだか小さくて精巧なものが多いイメージがあります。

反対に海外、特にアメリカなどにあるものは、大きくてざっくりとしたものが多い印象です。

これはものの見方の違いが出ているように思います。

無論どっちが良いというものはありません。どちらの見方もできることが理想です。

木を見て森を見ずというのはやはり日本人に向けた言葉なのではないかと思います。

最近はどちらの見方もできる方が多いと思いますが、特に昔はこういう傾向があったのかなと勝手に想像してしまいます。

例えばそのあたりを歩いてみて、ふと何かを観た時に、どこを見ているかということをかんがえるとわかりやすいと思います。

前を歩いている人を見た時、恐らく頭であるとか、背中であるとか、手であるとか、なんとなく一部分だけに注目しているのではないかと思います。

これが木を見て森を見ず。でしょう。

そして人によってはその輪郭をぼんやり眺めている人もいます。寝起きなど何を見るか頭が定めていない時もぼんやりと全体を見るはずです。

この状態から、頭が勝手に整理して、必要なところだけを見ようとするのですが、これが場合によっては邪魔になるのでしょう。

全体を見ることで部分の立ち位置も鮮明になりますし、何より狂いが少なくなります。

しかし全体だけでは、解像度が低くなりますから、全体を見てから部分を見る、そしてまた全体を見て確認する。

物事のあらゆることにこの考え方は共通するのではないでしょうか。