島津直人のよくある日常

島津直人が日々出会い、感じたことや思ったことを書いていきます。島津直人にとってはよくある日常かもしれませんが、皆様にとっては驚きがあるかもしれません。

島津直人のブックコレクション

今の若者は「昨日の○○見た?」なんてテレビことを話題にする。いえ、今の若者はもうテレビは見ないのかもしれませんが、

そういう感じで「○○の☓☓」読んだ?という感じで読んだ本について話し合う。こういうこともあるのでしょう。

一昔前はTV番組と同じで、娯楽がそこまで多くはなかったので、大体の人が同じテレビ番組を見ている、という感じで、大体の人が読んでいる本というものがあったように思います。

もちろん夏目漱石の「こころ」のようにほとんどの日本人が読んだことがあるのではないかという本もいまではありますが、私の若い頃なんかは太宰治が流行った時期などありまして、「人間失格」について友人と語り合う。なんてことは比較的多かったと思います。

いまとなっては、本の種類も当時に比べれば爆発的に増え、1Q84などの話題作でも、みんな読んだことがある、ということにはならないのではないかと思います。

そもそも娯楽が非常に豊富な時代となりましたから、本を読む人の割合もかなり減ったのではないかなと思います。

別段本を読むことが良いことか、とわれると、それこそ本によりますから、現代の娯楽のあり方もある意味それはそれで一つの時代の形なのでしょう。